アルフレード・ジャノッティのヴィオラが入荷

アルフレード・ジャノッティのヴィオラが入荷

2022年3月4日

アルフレード・ジャノッティ Alfredo Gianotti (1915 – 1991)

彼の楽器製作のスタートは何と牢屋の中からだったといいます。1915年、ミラノの北部に位置する街、デージオに生まれたGianottiは、第二次世界大戦中にアメリカで投獄されていた期間にバイオリン製作をはじめたそうです。大戦が終了して、解放されてからも趣味の一環として製作を続け、同世代の作家であるRenzo Bechiniの指導の下で研鑽を積み、1956年にはローマ、ペーリにて受賞。1966年からは本格的に製作家としてキャリアをスタートさせ、1967年にはクレモナ、1976年にはバーニャカヴァロで受賞。1991年、ミラノで死去するまでの間に多くの楽器を残した異色の経歴を持つ作家です。1975年に作られたこのヴィオラは、Gianotti独特の作風が見られる円熟期の作品。メイプル材の美しさが目を引く、モダンの風格も帯びた一品で、エリック・ブロットの証明書が付いています。全体像は商品ページをご覧ください。