小々菜園のこと~閑話休題

小々菜園のこと~閑話休題

2022年3月3日

2020年の春に降ってわいたように、突如全世界がコロナ騒動につつまれました。緊急事態宣言が出される中、今までの世の中は本当にどうなってしまったのでしょう。町中が静寂につつまれ、まったくひと気がなくなってしまいました。そのころに所用で大阪に行く機会があったのですが、電車の車両の中はたった私一人。こりゃいいわ…と開放感に浸るも、なにか不気味でした。

そんな中、計画していた企画や依頼されていたコンサート、レッスンなどが次々とキャンセルになり、あっという間にスケジュール帳は真っ白に。店の方も客足は途絶えて商売は上がったり、仕事のほとんどがなくなりましたが、ただ嘆いていても仕方ありません。もとよりじっとしているのが嫌いな私でしたが、この機会に何か出来ることはないかと思いついたのが、かねてよりやりたかった家庭菜園でした。2020年の5月、もう春植えの野菜には遅い時期でしたが、さっそくホームセンターに行き、プランターやら土やらスコップやらを購入し、いそいそと猫の額ほどの裏庭で準備を始めました。今までやったことがないし、周りに教えてくれる人もいなかったので、すべてが暗中模索。ネットでの聞きかじり、見よう見まねでとにかくスタートしました。はじめにピーマン、しし唐、オクラ、キュウリなどを植えましたが、キュウリは見事に失敗!他は何とか収穫出来ましたが、家庭での食卓を満足させるには程遠い量でした。

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翌2021年の春、前年の経験を生かして、悪かったところを改良し、品数も増やして再スタート。今度は前年の品目に加え、ミニトマト、ツルムラサキ、モロヘイヤ、パクチー、唐辛子、そしてキュウリの代わりにゴーヤといった面々が顔を揃えました。前年の経験があったので、少なくとも前よりは品数も収穫量も増えて、そこそこの食卓は満たされるようになりました。なかでも面白かったのが、ツルムラサキ。はじめは10㎝程の苗だったのですが、伸びに伸びて、「ジャックと豆の木」さながら二階のベランダを通り越して全長10m余りにまで伸びました。

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そうやって過ごす内に、2021年の夏ごろ、華僑の先輩のHさんから、華僑会館が所有している畑があるので、やってみないかというお誘いがありました。私の店舗兼住居から歩いて約20分のところににあり、丁度私の日々の散歩コースの近くだったので、これを機会に始めてみようと思い立ち、そこの一畝を借り受けることにしました。この畑での奮戦記はまた後日に書きたいと思います。